研究者のエンゲージメント
大学や研究機関との強力な関係は、Google の DNA に刻まれています。こうしたコラボレーションを促進するため、Google は学界および外部の研究コミュニティにリソースとサポートを提供するさまざまなプログラムを運用しています。データ、ツール、出版物を研究者に提供するだけでなく、選定された研究者が応募できる研究者向けプログラムを運用し、多くのアウトリーチ イニシアティブを実施しています。.
データ、ツール、出版物
インターネットの安全性に関する
研究者向けのデータ、ツール、出版物
Google 透明性レポート
DSA 第 40 条(第 4 項)データリソース
YouTube
利用可能なデータには、プラットフォーム上の動画、チャンネル、コメント、再生リストに関するさまざまな情報が含まれます。YouTube 動画の場合、データには動画のアップロード日、チャンネル ID、タイトル、説明、高評価数、視聴回数などの詳細が含まれます。YouTube チャンネルの場合、データにはチャンネル登録者数やチャンネルの総視聴回数のほか、チャンネルの最新のアップロード動画、人気のアップロード動画、1 つまたは複数の再生リストの動画など、チャンネルが注目動画として選択した動画に関する詳細が含まれます。また YouTube は、公開動画へのコメントや、トップレベルのコメントへの返信に関する情報も提供しています。再生リストについては、リストに含まれる動画などのリソースに関する情報や、そのリソースがリスト内でどう使われているかの詳細な説明を提供しています。データについて詳しくは、YouTube Data APIの概要をご覧ください。
Google 検索
Google トレンドでは、Google 検索で急上昇中の検索クエリを確認できます。データは匿名化(個人を特定しない)、カテゴリ化(検索クエリのトピックを判別)、集計(グループ化)されています。これにより、特定のトピックに対する関心の動向を、世界全体から都市レベルまで指定して表示することができます。Google トレンドでは、地域ごとの人気検索ワードを調べたり、現在の情勢や問題について学んだり、トレンド データが世界中でどのように活用されているかを調べたりすることができます。EU が拠点の機関に所属する研究者向けには、Search Researcher Result API (SRR API) も提供しています。SRR API は、承認された研究者向けの認証済み API で、研究プロジェクトごとに 1 日あたりのリクエスト数が割り当てられます。返されるレスポンスは、ブラウザから送信される標準的な HTTP リクエストとほぼ同じです。データについて詳しくは、Google トレンド、Search Researcher Result API(SRR API)をご覧ください。
Google マップ
Google マップでは、ユーザーが世界中を探索できるようにするために必要な情報を収集および管理しています。これには、場所、ビジネス、体験に関する情報が含まれており、ビジネスがオンラインでプレゼンスを示し、顧客と交流し、成長するのを支援します。場所やビジネスに関する情報には、一般ユーザーや事業者ユーザーからのコンテンツ(評価、クチコミ、写真など)や、マップへの情報掲載に関心のある事業者ユーザーから提供されたコンテンツなど、一部のユーザー生成コンテンツが含まれます。
Google Play
Google Play は、プラットフォーム上のコンテンツの種類、カテゴリ、品質、関連性、人気度に関する情報に加え、ユーザーおよび第三者によるコンテンツのレビューを収集します。ユーザーの設定によっては、ユーザーの興味や関心、インプレッション、インタラクション、Google Play での過去の購入に関する情報も収集します。
Google ショッピング
Google ショッピングでは、広告主や販売者が掲載した商品をユーザーが閲覧することができます。Google ショッピングは、商品や販売者の評価やクチコミなど、ユーザーが商品について情報に基づいた意思決定ができるよう、必要な情報を収集しています。Google はまた、ユーザーのクエリと商品を適切にマッチングさせるため、基本的な商品データ、価格、在庫状況など、販売者の商品に関する情報も収集しています。データについて詳しくは、商品データ仕様をご覧ください。
DSA に基づくアクセス方法と利用規約
認定済み研究者が Google が収集および管理する情報にアクセスするには、安全かつプライバシーが保護された Google のデータルームを使用する必要があります。データルームへのアクセスには利用規約が適用され、データルームを使用する研究者はその規約に同意する必要があります。
DSA の対象となる研究者の連絡先
DSA の対象となる研究者が Google に問い合わせる場合は、dsa-article-40-4@google.com にご連絡ください。
DSA 第 40 条(第 4 項)Data Access Portal
DSA 第 40 条(第 4 項)についてリクエストを送信するには、European Commission(欧州委員会)の Data Access Portal(こちら)にアクセスしてください。
研究者向けのその他のデータ、ツール、出版物
Google Research のリソース
データセット検索
データコモンズ
Google Scholar
研究者向けプログラムについて
認定を受けるには
プログラムの仕組み
関連するプラットフォームの対象かどうかを確認する
応募する(Google アカウントが必要です)
承認されたら研究に関連するツールにアクセスする
資格要件を確認する
対象となる研究者:
- 非営利の団体、組織、協会に所属している。
- 商業的利益と無関係である。
- 研究の財源を応募時に開示する。
- 各リクエストに対応するデータ セキュリティと機密性保持に関する特定の要件を満たし、個人データを保護することができる。
- データ セキュリティと機密性保持に関する要件を満たすために導入した適切な技術的対策と組織的対策を、応募時に記載する。
- データへのアクセスと要求された時間枠が、研究の目的に必要かつ見合ったものであることを、応募時に示す。
- 想定される研究結果が、欧州連合におけるサービスの影響の検出、特定、理解に貢献すること、および欧州連合における関連するリスク軽減策の妥当性、効率性、影響の評価に貢献することを、応募時に示す。
注: プラットフォーム チームによっては、ここに記載されている以外の資格要件が定められている場合があります。
プログラム ポリシーを確認する
選定された研究者は、研究者がアクセスするプラットフォームの一般的な利用規約とともに、利用規定に同意する必要があります。
研究と出版物の全責任は応募者が負います。また Google は、応募者の研究、出版物、研究成果、推奨事項に関連するいかなる IP も保持しません。
その他の研究者向けプログラム
アウトリーチ
アワード
イベント
この取り組みの一環として、セキュリティや子どもの安全といったトピックに関心を持つ方向けに、定期的なイベントを開催しています(写真)。
特に研究者については、Google の研究者と学術コミュニティとのコラボレーションに重点を置いたイベントも開催しています。リスクの高いユーザーに関するワークショップや、AI のプライバシー、安全性、セキュリティの研究に焦点を当てたフランスの AI Research Day などです。